組織活性化とは?取り組む効果や施策・手法の事例を紹介
- 組織改善施策

組織が活性化している状態とは
組織が活性化している状態とは、従業員が一人一人目標やビジョンの実現に向かって主体的に取り組んでいる状態のことを指します。
具体的に活性化している組織の特徴としては、
- 会社の行動指針やコンピテンシーが浸透している
- 社員が主体的に取り組んでいる
- モチベーション高く働いている
- チーム内外問わずコミュニケーションが円滑に行われている
のような行動や状態が挙げられます。
組織の活性化がもたらすメリット・効果
組織が活性化することでもたらされるメリットや効果としては、以下のようなものがあります。
コミュニケーションが円滑になりチーム内・外での連携が進む
ITを活用したコミュニケーションツールやWeb会議のツールも増えていますが、ツールだけのコミュニケーションに留めてしまうと、必要最低限の人や事しか話ができず、チームを跨いだ連携が進まない可能性があります。
しかし、組織が活性化する組織では報連相が適切になされ、それ以外の雑談も発生するなど、普段からコミュニケーションが取りやすい状態にあるため、何か発生した時や何かに新しく取り組むにあたっての連携も取りやすくなります。
社員が活躍できるための環境が整う
組織が活性化するためには会社側も支援を行っていく必要があります。
一人一人が仕事でパフォーマンスを発揮してもらうには、執務環境や仕事で使う道具も必要な物に投資をする必要がありますし、コミュニケーションが生まれる機会や仕組みも提供していく必要があります。
そのような投資を行うことで組織が活性化すると同時に、社員が活躍するための環境が整っていきます。
離職を防ぎ、人材が定着する
組織が活性化していくことで、コミュニケーションやチームワークなどの離職の要因をなる部分の課題が解消されていくこと、本人も目標やビジョン達成のために取り組むことで仕事へのやりがいもアップするなど、離職を防ぎ、人材が定着することも期待できそうです。
組織活性化の施策・手法事例
実際に組織が活性化した施策や手法の事例を紹介します。
組織活性化事例:残業時間の削減だけでなく、業務の内容を改善を行うことで無駄な仕事を削減!
画像引用:サントリー ホームページ
サントリーホールディングスでは、これまでは長時間労働の是正などに取り組んできましたが、2017年より「働き方ナカミ改革」と題し、働く時間内の生産性の向上に取り組みを開始しました。
「働き方ナカミ改革」では、まず「業務の棚卸し」を行い、上長と現場のメンバーで無駄な業務がないか効率化できないかを確認して生産性を向上させたとのことです。
組織活性化事例:職住近接による社員のコミュニケーションアップによる一体感を醸成
画像引用:Hamee株式会社
Hamee株式会社では、豊かな自然があふれる小田原での職住近接を行い、社員同士のコミュニケーションアップによる一体感のある組織づくりや小田原の活性化を図るために「小田原手当」という名前の会社から一定の距離以内に住んだ場合に手当金を支給する制度を導入しています。
組織が活性化する状態を作る方法
従業員に任せておけば組織は活性化するかというと必ずしもそうではありません。
組織が活性化していくためには、会社のビジョンや目標を定め、それを達成するために必要な投資を行っていくことが必要です。
組織改善サービス「ハタラクカルテ」では、その組織づくりのお手伝いが可能です。
「ハタラクカルテ」では、組織のどこに課題があるのかを可視化することが可能ですので、組織を活性化させるために阻害される要因を見つけて対策を行うことを可能にします。
社内アンケートやツールでの分析機能をご利用いただけますので、ぜひ組織の活性化にぜひご活用ください。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部