【グラフで紹介】有効求人倍率と完全失業率の推移

有効求人倍率とは
有効求人倍率とは、有効求人数を有効求職者数で割ったもので、全国のハローワークの求人数と求職者数をもとに、厚生労働省が算出しています。
この計算の結果、
- 1より小さい場合:求職者数より求人の数が少ない状態(仕事探しが難しい)
- 1より大きい場合:求職者数より求人の数が多い状態(働き手が足りない)
ということが分かります。
有効求人数とは
ハローワークにおいて、「前月から繰り越された求人の数」と「新規の求人の数」の合計数です。
有効求職者数とは
ハローワークにおいて、「前月繰り越されたら求職者数」と「新規の求職申込者数」の数です。
2020年3月の有効求人倍率
2020年3月の有効求人倍率は「1.39倍」と、2016年9月以来の約3年半ぶりに1.4倍を下回りました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う、外出自粛要請等の影響を受け、航空業、飲食業、宿泊業を中心に有効求人数が減少しています。
これまでの有効求人倍率の推移
資料出所:総務省 「労働力調査」
有効求人倍率と完全失業率の推移
資料出所:総務省 「労働力調査」、厚生労働省「職業安定業務統計」
有効求人倍率が下がると、完全失業率が上がるなどのある程度の関係性があることが見受けられます。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部