新入社員が抱える不安な事とは?不安を軽減するために企業ができることを紹介
- メンタルヘルス
- 組織改善施策
- 組織診断

新入社員が抱える不安なことランキング
画像参照元:新入社員対象 意識調査|カケハシスカイソリューションズ
カケハシスカイソリューションズが行なった調査によると、新入社員が抱える不安なことのランキングは画像のような結果となっており、上位から
- 仕事を行う上でのスキル
- ビジネスマナー
- 職場でのコミュニケーション(人間関係)
- 社会人としての独り立ち
となっています。
新入社員に失敗を恐れずにチャレンジしてもらうために必要なものとは
新入社員は、「ビジネスマナー」「仕事におけるスキル」「コミュニケーション」などに関して不安を感じることが多いため、これらの不安を払拭することで失敗を恐れずにチャレンジをしてもらうことが可能となります。
そのため、
- 社会人としての基礎を教えるような研修
- 仕事において必要なスキルを習得できる研修・プログラム
- 上司や先輩からの積極的な声かけ
- 自信を持ってもらえるように褒める
- 定期的な1on1などの相談・サポートしてもらえるような仕組みづくり
などを設けることで最初の不安を払拭してもらうことが必要です。
2020年入社の新入社員が抱えている不安(コロナウイルスによる在宅勤務など)
2020年に入社した新入社員は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、在宅勤務が続いていたり、出社の上限規制で同期や部署のメンバーと会えていなかったりと、これまで誰も経験したことがない環境の中で社会人生活をスタートさせています、
仕事への不安や人間関係への不安を非常に大きく抱えていますので、オンラインでのランチや飲み会などで積極的にコミュニケーションが取れる機会を設けるなどの配慮を行うことが重要です。
新入社員が入社後にメンタルヘルスの不調になってしまう理由・原因
新入社員が入社後にメンタルヘルスの不調になってしまう理由や原因には以下のようなものがあります。
- 仕事で注意されるなどで本当にやりかった仕事なのかが分からなくなった
- 仕事で注意されるなどで積極的にチャレンジできなくなり、仕事への意欲が低下した
- 部署でのコミュニケーションがあまり無く、必要とされていないと感じるようになった
- 最初になかなか成果が出ずに、自分には仕事が向いていないと感じるようになった
このように最初の期待値が大きいことや、新しい環境・新しい取り組みだからこそメンタルヘルスへの負担も大きく、不調をきたしてしまいます。
新入社員も安心して働ける会社・組織をつくろう
今回は、新入社員が抱えている不安やメンタル不調になってしまう原因を紹介しました。
会社としても、教育機会の提供や人間関係の改善に取り組むことが重要です。
組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、「教育」「人間関係」「メンタルヘルス」などをはじめとした人材定着に結びつきの強い15要素48項目の組織/チームの状況を定量的に可視化し、問題の早期発見・早期解決に繋げることが可能です。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部