採用・人材定着に重要な「会社の魅力」を構成する4Pと魅力を測る指標とは?
- 組織改善施策

会社の魅力を語れることは採用でも人材定着にも重要
経営者はもちろん従業員までもが会社の魅力を語れることは、採用活動や人材定着に非常に大きな武器です。
会社の理念や取り組んでいることが意義のあることであり、会社と従業員の間に良い関係が築けていなければ自社の魅力を語れませんので、会社としては全員が会社の魅力を語れることをゴールにして様々な人事活動を行うことがオススメです。
会社やチームの魅力を構成する4Pとは
会社・チームの魅力は、以下の4つのPで構成されます。
- Philosophy:理念・目的・組織のビジョン・目的
- Profession:仕事・事業・組織の活動
- People:人材・風土
- Privilege:特権・待遇
人事の方が普段耳にする言葉に置き換えると、「ビジョン・ミッション」「取り組み事業・CSRなど社会的な活動」「人材、組織風土」「帰属意識、待遇」こういった要素を元に魅力を感じたり、感じられなかったりします。
一般的な会社の魅力一覧
一般的に採用活動などで語られる会社の魅力は以下のようなものがあります。
- 経営理念:ビジョン・ミッション、行動指針
- 業績:売上や利益の額
- 市場のシェア:自社/事業の領域において顧客にどれほど支持されているか
- 成長率:昨年や四半期などの単位での成長率
- 出店数:国内の出店数や世界を含めた出店数
- 老舗:設立からどれくらいの年数が経過しているか
- 話題性:メディアにどれくらい取り上げられているか
- 独自性:専門性やユニークさなど自社の特徴
- 研修/育成制度:入社後にどのような学ぶ環境があるか
- 評価制度:制度の目的や評価項目
- 労働条件:休暇や賃金、手当、待遇
- キャリアアップ:昇進や昇格、昇進、ポストの数
- 組織風土:従業員エンゲージメントスコア、雰囲気
- 仕事内容:顧客との距離の近さや仕組みが整っているなど
上記はあくまでも一例ですが、様々な角度で会社の大事にしていることや良いポイントを伝えることで会社への魅力を感じてもらえることに繋がります。
会社の魅力を測る際の指標
会社の魅力を測る際の指標の1つが「eNPS(職場推奨度)」です。
自分の会社をどの程度、知人・友人に勧めたいですか?という質問に対して従業員が0~10点を付けるもので、一般的にeNPSが良い企業ほど、社員が知り合いや友人を会社に紹介するリファラル採用が活発に行われたり、離職率が低下する他、生産性が高くなるなどのメリットがあるとされています。
ハタラクカルテではeNPS(職場推奨度)を測定いただけますので、ぜひご活用ください。
eNPS(職場推奨度)のスコアを向上させて会社の魅力を語れる組織を作ろう
今回は、会社の魅力を構成する要素や具体的な内容について紹介しました。
会社の魅力を従業員もが語れる組織づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。
組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、「人間関係」や「教育」など人材定着に結びつきの強い15要素48項目の組織/チームの状態や職場推奨度等を可視化し、その後の組織改善に繋げることが可能です。
ぜひeNPS(職場推奨度)のスコアを向上させて会社の魅力を語れる組織づくりにご活用ください。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部