社員管理とは?従業員のデータを管理するメリットや注意すべきことを紹介
- 組織診断

社員管理・従業員管理とは
社員管理とは、会社のリソースの中の「ヒト、モノ、カネ」の中で「ヒト」に関することを管理することを指します。
具体的には、
- 従業員の属性
- 配置
- 人事異動/昇格
- 評価
- 人材育成
などのことを扱います。
社員管理の主な機能
社員管理には、「人事管理」と「労務管理」の2つの機能があります。
それぞれがどういう機能・役割なのかを紹介します。
人事管理
人事管理とは、従業員に関することの中でも
- 採用
- 育成
- 評価
- 配置
などの組織に関わる仕事を行う機能です。
労務管理
労務管理とは、組織単位の管理や手続きを行うことが多く、主には
- 社内環境の整備
- 勤怠状況の管理
- 福利厚生の管理
- 労働安全衛生の管理
- 労使関係の管理
- 労働組合との折衝/調整
などに関する仕事を行う機能です。
社員管理を行う目的とメリット
社員管理を行う目的やメリットは、大きく3つ考えられます。
1.従業員の適切な配置を行いたい
従業員のスキルや専門、特性が記載されていることで異動や新規事業への配属を検討する際に参考にすることが可能になります。
2.成果や評価を記録したい
人事管理を行う中でその従業員のこれまでの成果や評価を記録して見返せるようにするとともに、今現在の目標に対する進捗度なども管理することが可能になります。
3.従業員の状態の管理を行いたい
従業員のメンタルヘルスやフィジカルヘルス、勤怠状況などを把握して、異常を検知して問題が大きくなる前に解消することが可能になります。
社員管理を行う際に注意すべきこと
社員管理を行う際には以下のことに注意しましょう。
- 特定の人物ばかりを目をかけない
- 評価は平等に行う
- 紙ではなくツール等で管理を行う
- データを収集して終わりにしない(活用して初めて意味がある)
従業員の不満を招くことには使わないこと、そしてデータを集めて活用することまで見据て設計を行いましょう。
システムを使って社員の組織に関する情報の管理を始めよう!
組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、「教育」や「評価」、「メンタルヘルス」など人材定着との関わりが強い15項目の満足度を社員アンケートを元に可視化することが可能です。
社員管理を行う中で、異常を検知するためや自社の施策の効果検証などに活用することが可能です。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部