従業員エンゲージメントを向上させる施策と企業の事例を紹介!
- 組織診断

従業員エンゲージメントとは
従業員エンゲージメントとは、「従業員が会社に対して愛着心を持っている状態(帰属意識)」という意味で使われます。
従業員エンゲージメントの調査は、会社と従業員の個人・相互の成長の方向が連動しており、絆を深めつつ互いに貢献しあえる関係を測るものです。
やりがい・教育・評価・上司の支援・人間関係などの項目を元に課題を特定することや、eNPS(職場推奨度)など結果指標を測ることなど、従業員エンゲージメントの調査を元に組織改善が行う企業が増えています。
↓従業員エンゲージメントに関する記事はこちら↓
従業員エンゲージメント調査とは?調査方法や質問例、結果の活用方法をご紹介
従業員エンゲージメントを向上させるメリット
企業が従業員エンゲージメントを向上させることで以下のようなメリットがあります。
- 従業員の定着や活躍に繋がる
- 従業員自身の成長や生産性の向上に繋がる
- 顧客満足度の向上
- 企業の業績向上
- リファラル採用の促進
業績や人材の定着に大きなインパクトがありますので、経営課題として取り組む企業も増えており、「従業員エンゲージメント」もますます注目されています。
↓エンゲージメント経営の取り組みに関する詳細の記事↓
エンゲージメント経営とは?実施するメリットや導入の流れを紹介
従業員エンゲージメントを向上させる施策
従業員エンゲージメントを向上させるための施策は、そもそもの課題間によっても異なりますが、以下のような施策は一般的です。
- パソコンやモニター、ネット環境などオフィスの設備を整える
- オフィスにリラックスやコミュニケーションが取れるスペースを設ける
- 人事制度や評価制度を見直し、自分の頑張りが評価に反映される仕組みを作る
- 仕事を行う上で必要な知識やスキルを習得できるような教育機会を提供する
- 上司が定期的に仕事に対してフィードバックを行い、振り返りの機会を作る
- 会社の戦略やビジョンを定期的に説明する
- 従業員が主体的に働けるように働く場所や時間の制限を緩くする
- チームの人間関係を良くするような取り組みを行う
- 組織における課題を定期的に調査し、対策を行う
従業員エンゲージメントを向上させた事例
実際に従業員エンゲージメントを向上させた事例をいくつか紹介します。
朝日新聞社
朝日新聞社では、組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』を活用して組織状態の定点観測を行なっています。
そこで従業員エンゲージメントの中でもオフィス環境のスコアが良くなかったため、PCのモニターを設置したり備品を揃えること、リフレッシュできる環境を用意することなどの対策を行い、従業員エンゲージメントの向上に取り組んでいます。
伊藤忠テクノソリューションズ
伊藤忠テクノソリューションズでも、組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』を活用して組織状態の定点観測を行なっています。
特にチームワークや心身の健康などのスコアを重要視しており、社内オフィスのレイアウトや働き方などの制度の施策の効果検証などに活用しています。
また、トイレの利用状況から個々人の心理状態を推測するなどして他のツール・データと組み合わせることで様々なアプローチから課題解決を図ろうとしています。
従業員エンゲージメント測定ツール『ハタラクカルテ』
今回は、従業員エンゲージメントを向上させるための施策や事例を紹介しました。
組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、従業員エンゲージメントを測定する「eNPS(職場推奨度)」のスコアや、「やりがい」「チームワーク」など人材定着に結びつきの強い15要素48項目の組織/チーム状態を測定し、課題を特定することが可能です。
自社組織・チームの従業員エンゲージメント向上にぜひご活用ください。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部