優秀な人材とは?採用する方法や見極め方、定着・活躍してもらう方法を紹介
- 組織診断

優秀な人材の採用・定着/確保の重要さが高まっている
新型コロナウイルスの影響もあり、様々な企業が売上不振に陥っており、企業もこれまで通りの採用活動ができなくなっており、自社を存続・成長させていくために
- いかに生産性の高い人材を採用できるか
- 自社の生産性の高い人材を定着・確保し続けられるか
- 自社の従業員の生産性を上げていくか
この3点の重要性が非常に高まっています。
各企業では、採用要件をより細かく定義を行った上で採用を行なったり、既存の従業員向けの研修や育成プログラムを手厚くするなどの対応を行う企業が増えています。
優秀な人材の定義・特徴とは
優秀な人材の定義や特徴は各企業によって異なりますが、一般的に企業を成長させるために「業績に貢献して売上や利益をもたらすこと」や「他の従業員が働きやすくなるために業務を効率化したり整備を行うこと」などと定義されます。
具体的には、以下のような人材が優秀とされ、どのような企業にも求められます。
- 自社の売上や利益を圧倒的にもたらす人材
- 上司の仕事をどんどんと巻き取っていき、業務を拡大し続ける人材
- 同僚や部下などに必要なフィードバックや指導を行い、育成できる人材
- 専門的な知見を有し、それを遂行するスキルを持つ特定の職種に秀でている人材
- 会社やチームを常に良い方向に変化させ続ける人材
- 会社のビジョンや理念を体現し、将来的にリーダーや経営を任せられる人材
優秀な人材ほど退職をして流出してしまう理由・原因
会社が「この人にはどうしても辞めて欲しくない」「将来は管理職や経営を担って欲しい」と思っている人ほど、早く会社を辞めてしまったり、いきなり会社を辞めてしまうというということは少なくない話です。
優秀な人材ほど退職してしまうのには、以下のような理由・原因が考えられます。
- 常にキャリアアップや成長の機会を求めており、次の機会が見つかった
- 優秀な人に業務が集中し、評価や待遇に対して不満が募った
- 自分のスキルや知見に対して十分な裁量が与えられない
- 自分のパフォーマンスに対する人事評価に不満がある
- 会社の将来や方向性に共感できなくなった
こういった理由で、日々の積み重ねで辞めてしまうこともあれば、他の良い機会が見つかっていきなり辞めてしまうということが考えられます。
↓優秀な人材が退職する原因と対策に関する詳細の記事はこちら↓
優秀な社員が会社を辞める5つの原因とその対策法とは
優秀な人材を採用する方法
優秀な人材というのは転職エージェントや転職サイトに登録するとすぐに様々な会社からオファーが届いたり、常日頃より様々な会社からスカウトを受けるなど非常に競争率が激しいです。
そのため、
- いきなり選考に入らずにまずはカジュアルに話す場を設ける
- 通常の採用フローに関係なく、その方の温度感や希望に合わせてフローを設ける
- なぜ自社に入社して欲しいのかを「あなた」である必要と「今」である必要を説明する
- 採用要件を細かく設定し、その要件に合わせた媒体で適したメッセージで訴求する
こういったように、型に囚われずにその人に合った進め方で進めることや入社して欲しい理由や思いをきちんと伝えることが非常に重要です。
採用活動における優秀な人材の見分け方
採用活動において優秀な人材であるか見分ける方法はいくつかありますが、その中の1つは「自分の強みをメタ認知して分かりやすく話せるか、そしてその強みをどう活かせるのかが具体的に説明できるか」です。
具体的に自分の強みやその活かし方が分かっていれば、新しい場所でも活躍しやすい傾向にあるため、見分け方の1つが上記の質問に対する回答です。
優秀な人材に定着・活躍してもらうために企業側で取り組むべきこと
優秀な人材に定着・活躍してもらうためには、
- 従業員エンゲージメントが高まるよう投資を行うこと
- 何かしら変化があった時に検知できる仕組みを作ること
この2点が重要です。
まずは普段より、生産性高く働き続けてもらうために不満となるような原因は解消していくこと、そして何かした変化があればすぐに対処できるように検知する仕組みを作ること(従業員アンケートを定期的に実施等)、この2つを行うことで優秀な人材が長く定着し活躍してもらうことが可能になります。
優秀な人材が長く定着し、活躍する組織を作ろう
今回は、優秀な人材の定義や優秀な人材を採用・定着する方法を紹介しました。
この時代だからこそ優秀な人材が活躍してもらうことは非常に重要です。
組織改善サービス『ハタラクカルテ』では、「やりがい」や「評価」など人材定着に結びつきの強い15要素48項目の組織/チームの状態を可視化し、その後の職場や組織改善に繋げることが可能です。
ぜひ優秀な人材が長く定着し、活躍する組織づくりにご活用ください。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部