退職面談とは?実施する際の6つのポイントと組織改善に繋げる方法を紹介

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退職者と最終面談を行う「エグジットインタビュー」とは?

退職者と最終面談を行うエグジットインタビューとは、人事部が従業員が退職する際に退職理由や退職を考えたきっかけなどの社員の本音を聞くことです。

上司からではなかなか本音を引き出すことを難しい場合があるので、第三者の立場から人事部がヒアリングを行うことで人間関係や上司との関係、労働条件など組織の課題を聞き出し、会社の改善に繋げていくために実施します。

退職面談の目的・必要性

退職面談は、適切に実施することができれば、退職する従業員からフィードバックを得ることができる重要な機会です。

人材定着に力を入れても、退職者を0にすることは非常に難しいです。
退職者から正直なフィードバックをもらい、組織改善に活かすことで、より良い組織を作るきっかけになります。

退職面談の際に意識したい6つのポイント

退職面談を行う際に意識したいポイントは、6つあります。

  1. 退職の手続きを全て終えてから退職面談を実施する
  2. 退職面談は、退職者の意見を素直に聞いて受け入れる
  3. 退職面談を行う時間や場所の配慮を行う
  4. 退職面談の前に退職者の上司や同僚にヒアリングを行い、退職に至る背景を聞いておく
  5. 退職面談で得た情報を会社にフィードバックし、改善活動に繋げる
  6. 出戻りや未来の取引先となる可能性もあるので、円満に終われるような時間にする

退職面談の際に聞いておきたい質問

退職面談において、その後の組織改善に役立てるために最低限聞いておきたい質問が5つあります。

  • 退職を考えたきっかけ
  • 退職の決め手になったこと
  • (転職をする場合)自社と比較して魅力に感じた点
  • 会社の改善点や課題
  • 会社の良い点

これらの情報はできる限り聞いて、その後の活動に役立てましょう。

退職面談を組織改善に役立てよう

今回は、退職面談の目的や実施する際のポイントについて紹介しました。
ぜひ、退職面談を実施し、組織の課題を解決するきっかけにしてください。

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この記事を書いた人

ハタラクカルテ編集部

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