社内報とは?強い組織を作るための社内報の活用方法と記事ネタを紹介

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  • 経営への信頼
  • 良好な人間関係

社内報とは

社内報とは、会社が従業員や従業員の家族を対象に、会社の理念や方向性の共有、社内のコミュニケーションの活性化を目的に発行されるものです。

日本における最初の社内報は、現在の日本生命保険が1902年に発行した『社報』と言われており、今でも紙媒体で発信している企業もあれば、よりアクセスしやすいように独自のWebサイトを立ち上げている企業もあります。

社内報の役割・目的

社内報の役割や目的としては、企業によっても異なりますが、以下が考えられます。

  • 会社の理念やビジョンの浸透
  • 会社の方向性の共有
  • 会社のコンピテンシーの浸透
  • 社内のコミュニケーション活性化
  • 活躍している人材の紹介/表彰
  • 会社の新しい取り組みの紹介

など従業員や従業員の家族に読んでもらうことで、会社のことをよく知ってもらう他、その情報を元に日々のコミュニケーションが活性化するのを目的にしている企業が多いです。

社内報を作成する際のポイント

社内報を作成する際のポイントは、「社内報を発行するのかの目的を明確にすること」と「従業員が誰でも見れるようにすること」の2つです。

まず、社内報を発行する目的が明確でないと毎回のネタ探しが大変になったり、コンテンツも統一感が無く、社内報を発行してもあまり効果が無いということに陥ってしまいます。

また、従業員が誰でも見れるようにするということも合わせて大事なポイントです。
会社に掲示するだけですと、時間をとって全ての情報を見ることは難しいですし、従業員が自分の好きな時間に見れるようなものにしましょう。

社内報の記事ネタ

社内報の記事ネタは、社内報の発行を目的を達成できるようなコンテンツを企画することが重要です。

例えば、会社や部署の戦略の情報共有が目的であれば、経営陣や部門長のインタビューを行う、社内の活躍人材にスポットライトを当てることが目的であれば、成果を残している人の紹介を行うなどというようなものです。

また、それ以外にも一般的な社内報の記事ネタは以下のようなものがあります。

  • 経営陣インタビュー
  • 昇進者や表彰者紹介
  • 新入社員紹介
  • 職場紹介
  • 新しい取り組み紹介
  • 社内アンケート調査の結果発表
  • 会社付近のオススメのランチ紹介
  • 会社のイベントレポート

Webと紙の社内報の違い

社内報を発行している企業で、紙で発行している企業もあれば、Webで発行している企業もありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

Webの社内報のメリットとデメリット

Webの社内報のメリットは、コンテンツへのアクセスのしやすさとアーカイブが残ることです。
URLを押すと社内報が読めると、自分の好きなタイミングで読むことができ、いつでも過去の記事を見返すことも可能になります。

一方でデメリットとしては、家族への共有が難しいことです。
従業員限定でのコンテンツであれば、パスワードを変えたりアクセスできるIPアドレスを制限している可能性がありますので、自分が取り上げられたので家族に共有しようとしてもアクセスができないとなる可能性が高いです。

紙の社内報のメリットとデメリット

紙の社内報のメリットとしては、物として残るので大切なものを保管しておくことができることや家族にも共有ができることです。
自分が携わっているサービスや自分へのインタビュー記事など、自分がやっている仕事を簡単に紹介しようと家族に見せたいときに見せることが可能になります。

一方で紙の社内報のデメリットは、過去の情報を探し出すことが難しいことです。
過去の紙の社内報を見返して探す必要があるため、なかなか読み返したいコンテンツを見つけることが大変です。

社内広報を通して、強い組織を作りましょう!

今回は、社内報を作成する目的や記事ネタについて紹介しました。
社内報を通じて、会社のことをより深く知ることができたり、社内のコミュニケーションが活性化したりと会社に良い影響を与えます。

組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、「会社のビジョンの浸透」や「職場での人間関係」をはじめとした15領域49問の質問を通して組織の課題を可視化できます。

社内報をやろうかどうか組織に課題を元に判断したいという企業や社内報を発行した結果「会社のビジョンの浸透」や「職場での人間関係」の満足度はどう変化するのかなどの効果検証にぜひご活用ください!

この記事を書いた人

ハタラクカルテ編集部

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