組織の問題点を解決する方法とは?問題と課題の違い、問題点を洗い出す方法を紹介
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組織の問題点とは
組織の問題点とは、理想の組織状態と現状の組織状態の差分のことを指し、その問題点を解決するための取り組みを組織の課題と言います。
組織の改善活動を行なっていく上では、まずは組織の問題点を把握しないことには始まらないため、多くの企業で組織の問題点を可視化する組織サーベイツールの導入が進んでいます。
よくある組織の問題点の事例
よくある組織の問題点の事例をいくつか紹介します。
- 離職率が低下しない
- 従業員が入社しても早期に退職してしまう
- リーダー候補となる人材が育成できていない
- 会社の理念やビジョンが浸透していない
- 会社の行動指針に沿った行動ができていない
- 部署を跨いだ連携が上手くいっていない
- チーム内でのコミュニケーションが上手くいっていない
- 業務を行うに当たって職場環境が整っていない
組織の問題点を放置することによって起こること
組織の問題点を放置することによって「従業員の離職」「全体最適から部分最適思考に」「生産性の低下」など会社にとってマイナスな影響が発生します。
この問題点は根本の原因が解決されない限りは解消されず、上記のようなマイナスの影響が発生し続け、より悪化する傾向にあります。
組織の問題点を見つける方法
組織の問題点を見つけるためには、
- 組織サーベイなどで従業員のアンケートを元に可視化する
- 従業員1人1人に人事や上司など関係者からヒアリングを行う
の2つです。
従業員の人数が10数名の場合は、ヒアリングなどで組織や個人の状態を把握はギリギリできますが、20名を超えてくると組織サーベイを活用して組織の問題点を把握することをお勧めします。
組織の問題点を解決するステップ
組織の問題点を解決するためには、以下のステップで進めていきましょう。
組織サーベイ等で組織の問題点を可視化する
組織の問題点の中でも何から解決するかの優先順位をつける
解決すべき問題点を解決するためのアクションをリストアップする
アクションの中でも「期待される効果」「時間軸」「コスト」を元に優先すべきものから取り組む
アクションの結果、問題点が解消されたかの効果検証を行う
組織サーベイを活用して組織の問題点を把握・解決しよう
今回は、組織の問題点を把握する方法や解決するステップを紹介しました。
組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、「人間関係」や「評価」「やりがい」など人材定着に結びつきの強い15要素48項目の組織/チームの状態や職場推奨度等を可視化し、その後の組織改善に繋げることが可能です。
ぜひ組織の問題点の把握・問題点の解決にご活用ください。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部