ストレス耐性とは?高めるための方法やチェックリストを紹介
- メンタルヘルス
- 組織改善施策

ストレス耐性とは?
ストレス耐性とは、様々なストレスに対して適応したり対処する力のことを言います。
社会人生活の中では、仕事の量や難易度に対してや同僚・上司との関係、家庭での問題など様々なストレスが降りかかってきます。
実際に離職の原因の中でもメンタルヘルスの不調というのは多く、会社としても従業員のストレスを軽減させてパフォーマンス高く長く働いてもらえるように投資を行うことが求められます。
ストレスの種類
ストレスには様々な種類がありますが、社会人が感じることの多いストレスは以下のものです。
- 人間関係のストレス
- 家庭関係のストレス
- 仕事関係のストレス
- 身体・生理的ストレス
他にも気温や湿度、照明、食事、タバコなどによってストレスを感じることもあります。
ストレス耐性の6つの要素
ストレス耐性を決める要素は、以下の6つと言われています。
- 感知能力:ストレスに気づくかどうか
- 回避能力:ストレスを作りやすい性格かどうか
- 根本の処理能力:ストレッサーを無くせるか、弱められるか
- 転換能力:ストレスを良いように捉えたり、バネにできるかどうか
- 経験:過去に受けたストレッサーにどれ位対応したかどうか
- 容量:ストレスをどれくらい貯められるか
これらの強弱でストレス耐性に個人差が生まれます。
ストレス耐性のチェックリスト
ストレス耐性があるかどうかは以下の方法で確認することが可能です。
ストレス耐性度チェックリスト|日本大学の桂・村上氏らが開発
http://www.heartland.or.jp/stresstaiseicheck.htm
3分でできる簡単チェック|マイナビ 学生の窓口
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/diagnoses/21678
ストレス耐性を強化する方法
従業員のストレス耐性を強化するには以下のような方法があります。
- 睡眠・食事などを規則正しく取ってもらう
- 日々のストレスを解消・解放する方法を見つけてもらう
- 適度な運動やストレッチを行なってもらう
- こまめに水分補給をしてもらう
- 体調が悪い時は無理をせず休養を取ってもらう
- 日頃から定期的に休みをとるなど働きすぎの状態を防ぐ
- 職場においてストレスが発生しにくい状態を作る
従業員のストレスを検知する方法
従業員のストレスを早期に検知し、すぐに対処するためには検知できるような仕組み作りが重要です。
従業員のストレスが限界に来ているサインを発見する方法は3つ考えられます。
- 従業員アンケートの回答結果の推移を確認する
- 日頃の1on1や上司との面談で察知する
- 勤怠のデータを元に察知する
これらの状況を把握し、早期解決に努めることで従業員も安心して働けることに繋がります。
↓従業員のストレスの検知方法に関する詳細の記事はこちら↓
従業員のストレスを検知する仕組みの作り方と18個の限界のサインとは
従業員のストレスを軽減して、働きやすい会社を作ろう
今回は、ストレス耐性の要素やストレス耐性を強化する方法を紹介しました。
有効求人倍率が上がっており、転職することが一般的になっている中で、従業員のストレスを軽減することに投資をすることは非常に重要度が高くなってきました。
組織サーベイツール『ハタラクカルテ』では、「業務量」「人間関係」「私生活との両立」や「メンタルヘルス」「フィジカルヘルス」と行ったストレスそのものやストレスの原因となる項目をアンケートを通して取得できます。
従業員のストレスに気づく仕組みづくりを行うとともにストレスの原因を測定して、望まない離職が発生しない組織づくりにご活用ください。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部