従業員にアンケートを答えてもらう組織サーベイを導入することに意味はある?
- 組織診断

組織サーベイとは
組織サーベイとは、企業が自社の離職対策や働きやすい組織作り、モチベーションを向上させることを目的に、組織における現状や理想像、またそのギャップから問題点を可視化し、適切な施策を選定するための調査するアンケートツールを指します。
最近では、少子高齢化に伴い労働力人口の減少などによって人材定着の重要性が高まっているため、組織サーベイを実施する企業が増えています。
組織サーベイを行う意味・目的
組織サーベイを行う意味や目的としては、
- 離職防止/人材定着
- 生産性の向上
- 採用の強化
であることが多いです。
これらの目的を達成するために、関連性の大きい変数を特定したり、特に課題として大きいものを特定するために、組織サーベイツールで細かくアンケートを取得し、分析を行なっていきます。
組織サーベイで従業員にアンケートを行うことは意味があるのか?
組織サーベイで従業員にアンケートを行うことは、大きな意味があります。
組織の課題というのは、従業員が満足しているかどうか、会社に返ってくるインパクトの大きさによって決まってくるため人事施策の優先度を策定する際に役立ちます。
また、従業員に定期的にアンケートを回答してもらうことによって、何か異常が発生した際にすぐに検知することができ、フォローを行うことが可能になります。
組織サーベイのデータを意味あるものにするための活用の流れ
組織サーベイは、データを取得するだけでは意味がありません。
データを取得し、そのデータを解析して課題を特定すること、そして改善の施策を行うことではじめて意味が生まれます。
以下の流れで組織サーベイを活用することで、組織にとって良い効果を生み出します。
- アンケートで調査する項目の設計
- アンケートの実施
- アンケートデータの分析
- 課題の原因調査/特定
- 原因の対策施策のリストアップ
- 対策施策の実行
- 施策の効果検証
組織サーベイツールの活用を始めよう
今回は、組織サーベイツールを活用することの意味について紹介しました。
組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、「人間関係」や「やりがい」「心身の健康」など人材定着に結びつきの強い15要素48項目の組織/チーム状態を可視化し、組織改善の活動に活かすことが可能です。
ぜひ人材が定着する組織づくりや生産性の高い組織づくりにご活用ください。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部