チームにおける目標設定の重要さと設定の際の7つのポイントを紹介
- 組織改善施策
- 適切な評価

チームにおける目標設定の重要性
チームにおいて目標設定が重要である理由は、「チームで目指すものが明確になる」「少し困難で工夫して達成できるような目標であればモチベーション・生産性が上がる」ためです。
チームに目標が設定されていない場合、ゆるい雰囲気のチームになり規律が守られなくなることや数字が伸びずに落ちてしまうこと、チームの目標が適切でない場合は従業員が成長できなくなったり疲弊してしまうなどのデメリットがあります。
そのため、チームにおける目標設定というのは従業員にとってもチーム・会社にとっても重要なものです。
チームの目標設定におけるポイント
チームの目標を設定する際のポイントは7つあります。
- チームの目標が会社・事業部の目標と連動していること
- 自分のチームや他のチームの目標が可視化されていること
- 目標が明確に定量的に設定されていること
- 目標が達成されたかどうかや進捗が測定可能であること
- 達成が可能であるが少し難しい水準であること
- 目標の達成すべき期日がセットで設定されていること
- 目標の実行者が明確であること
これらのポイントを押さえて、チームの目標を設定することが重要です。
チームの目標設定の際のチェックリスト
チームの目標設定を行う場合は、以下の項目が満たされているかを確認しましょう。
- 目標が会社のミッション実現や使命を基に設計されている
- チームの目標が定量的で明確に設定されている
- チームの目標にセットで期限が設定されている
- チームの目標に対してメンバーが納得感を持っている
- チームの目標と個人の目標・アクションが紐づいている
目標設定のフレームワーク
目標設定を行う上で知っておきたいフレームワーク・方法を2つ紹介します。
SMARTの法則
SMARTの法則は、目標設定を行う上で一番よく使われる方法です。
- Specific(目標が具体的で明確であるか)
- Measurable(目標の達成や進捗を測定できるか)
- Achievable(目標は達成可能なものであるか)
- Realistic(現実的な目標であるか)
- Time-bound(目標の期限が明確であるか)
とされており、誰もが認識を揃えて取り組むことを可能にします。
OKR
OKRとは、Objectives and Key Resultsを略した言葉です。
日本語では「目標と成果指標」と訳され、OKRは方向性や目的が正しく進んでいるかの定性指標(Objectives)とその上でのマイルストンとなる定量目標(Key Results)を元に設定されます。
チームの生産性向上・人材定着を実現しよう
今回は、チームにおける目標設定の重要性や目標設定の際のポイントを紹介しました。
チームで活動する上で目標設定の重要さをご理解いただけたと思います。
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この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部