チームビルディングとは?目的や注意すべきポイントを紹介
- 組織改善施策
- 良好な人間関係

チームビルディングとは
チームビルディングとは、チームに属するメンバーそれぞれが自分のスキルや知見・経験を最大限に発揮して、目標やビジョンの達成に向かっていくための組織づくりです。
1人1人の能力が高くても全員の方向性がバラバラであればチームとしての成果はあまり良くないものとなります。
そのため、複数人のチームで活動を行う際に、0からチームを立ち上げる場合や何かの節目に行われるのがチームビルディングです。
チームビルディングを行う目的
チームビルディングを行う目的はチームでのパフォーマンスを最大化させるために「チームの方向性を統一させること」と「チーム内の連携を強化すること」です。
まずはチームとして何を目的に活動を行うのか、そして具体的にどこに向かっていくのかのゴールや目標を全員で認識を揃えられるようにしましょう。
続いては、チーム内の連携を強化することです。
チームで一緒に働く人同士で相互理解を深め合い、どのようにコミュニケーションを取るのが良いのかや何が得意で何が苦手なのか、どういう価値観なのかを理解することで、その後のコミュニケーションが円滑に取れるようになり、協力し合えるようになります。
チームビルディングが必要とされる場面
チームビルディングが必要とされる場面としては、
- 新しくチームを立ち上げる際
- 期初や年初などの節目
- 新しいメンバーが入ったタイミング
- 戦略や方向性を大きく変えたタイミング
など、メンバー同士がまだ連携できていない時や改めて目標に向けてスタートするタイミングで実施されることが一般的です。
ゲームを使ったチームビルディング例
ゲームを使ったチームビルディングには次のようなものがあります。
Good & New
Good & New(グッドアンドニュー)とは、24時間以内にあった「良かったこと」や「新しい発見」をシェアして、全員が拍手を行うというゲームです。
メンバーそれぞれの価値観を理解し合うとともにチームが良い雰囲気になるなどのメリットがあります。
↓Good & Newに関しての詳細の記事はこちら↓
Good & New(グッドアンドニュー)をチームで実施する効果とは
自分史ワーク
「自分史ワーク」とは、生い立ちやこれまでの経歴、自社に入社した理由を紹介し、その後にメンバーからの質問を受け付けるものです。
メンバーそれぞれのモチベーションの源泉や人となり・価値観を深く理解できるため、その後のコミュニケーションも撮りやすくなります。
↓その他のゲームを使ったチームビルディングの方法の紹介はこちら↓
チームビルディングにおすすめなコミュニケーションゲーム5選
チームビルディングを行う中での注意点
チームビルディングを行う上で、以下のこと注意した上で実施しましょう。
- メンバーに一方的に目標やノルマを課さない(チームでどう取り組むかを考えた上で自発的に目標を設定してもらう)
- 変更点の目的や意図を説明する(戦略や方向性に変更がある場合は、なぜそうするのかを理解してもらえるまで丁寧に説明しましょう)
- メンバーの役割を明確にする(チームビルディングの時間を取った後に、具体的にどう行動して欲しいのかを伝える
これらのことに気をつけることで、メンバー全員が協力して目標に向かって頑張っていこうという気持ちになります。
組織サーベイを活用してメンバーが活躍できるチームを作っていきましょう
今回は、チームビルディングの重要性や気をつけることなどを紹介しました。
ビジョンや目標を達成できるチームを作っていくためにもぜひ、適宜チームの中で問題が発生していないかを確認するとともにその問題を早期に解決していくことも重要です。
組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、従業員が定着・活躍する上で重要な15項目49問の社内アンケートを通してチームの課題を可視化できます。
ぜひ従業員が定着して活躍できるチーム作りにご活用ください!
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部