テレワークでは必須?組織サーベイを活用して従業員の状態把握・支援を行おう
- 組織診断

テレワーク・リモートワークにおいて組織課題の可視化の重要性が上がっている理由
テレワーク・リモートワークへの移行に伴い、企業では従業員の状態が目に見えにくくなっているので、どのような問題が発生しているのかが分からないといったこと、予測のできない退職の打診などが発生していることから、組織課題の可視化の重要性が格段に上がってきています。
テレワーク環境下では、雑談をしにくくなり、チーム内での人間関係やコミュニケーションに問題が発生したり、孤独から心身の健康が悪くなってしまうケースも発生しています。
従業員が定着・活躍するためには、1ヶ月~3ヶ月に1回程度、定期的に従業員のアンケートの回答から必要なフォローや支援を行うといったことが求められます。
テレワーク・リモートワークで発生している組織の課題
組織サーベイツール『ハタラクカルテ』の回答の傾向から、テレワーク環境下では、以下のような問題が発生している企業が多いです。
- 移動時間がなくなったことや家が仕事場になったことで業務量・業務時間が増加している
- 家でも仕事を行うようになったことで意識が仕事に向き、プライベートの時間の確保が難しくなっている
- オフィスよりも自宅は、仕事を行う上での環境が整っておらず、不満が溜まっている
- 必要最低限の打ち合わせしか行わないため、チームワークが低下している
- コミュニケーションの数が減ってしまい、心身の健康に支障をきたしている
上記のように、テレワークによって働く場所や働き方が変わっていることで様々な問題が発生しています。
企業は、テレワークでの働く方にどのような支援をすべきか
企業としては、テレワークへの移行に伴い、きちんと組織サーベイツールなどを活用して、従業員の課題や不満を把握して、適切に対応をしていくことが求められます。
これまでとは異なる働き方ですので、以前は発生していなかった問題が発生しているといったことも考えられますので、きちんとデータで判断をしましょう。
テレワークへの移行に伴い以下のような支援を行う企業もあります。
- 社内の人間とのオンライン飲み会・ランチへの補助
- 家庭での仕事環境を整備するための補助
- 勤怠管理システムや電子サインのツールなどの導入で出社の回数の軽減
- 感謝や賞賛を伝えるサンクスカードのオンラインツールの導入
- 情報共有がしやすいように、ドキュメント管理ツールの導入
- 自宅に栄養の取れるお惣菜を提供することで食の支援
以上のようにテレワークに合わせたツールや福利厚生なども数多く出ています。
テレワーク・リモートワークで組織の課題を定期的に可視化し、対策を行おう
今回は、テレワーク・リモートワークで組織サーベイツールの需要が上がっている理由と、企業が行うべき対策について紹介しました。
組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、「人間関係」や「心身の健康」「業務量・時間の負担」など人材定着に結びつきの強い15要素48項目の組織/チームの状態や職場推奨度等を可視化し、その後の組織改善に繋げることが可能です。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部