人事異動がきっかけで退職?そうならないために行なうべき2つのこと
- 上司との関係
- 組織改善施策

人事異動とは?
人事異動とは、労働基準法に明確な定義は存在しませんが、会社の命令によって、
従業員の
- 職種
- 役職
- 勤務地
- 所属企業(グループ内の出向、転籍)
が変更になることを指します。
人事異動を行う目的
人事異動を行う目的としては、主に会社都合のことが多いとされています。
具体的には、以下のような理由・目的で人事異動が行われます。
- マンネリ防止や不正の防止のため
- 経験やノウハウを属人化させずに体系化するため
- 従業員に様々な職種や部署、拠点を経験させて刺激を与えるため
- 会社や事業方針を達成させるため
- 退職者の発生に伴う人員整理のため
などのように、小さい規模の会社であれば、その従業員のキャリアを考えた上での人事異動を行えますが、大企業の場合は決まったルールやその時のトップの意向、人員のバランス調整のために行われることが多いです。
人事異動がきっかけで退職に繋がることもある?
人事異動がきっかけで退職してしまうことも少なくありません。
「望んでいない部署や職種に配属されてしまった」「異動先の勤務地に通勤するのが難しい」などといったように、労働内容や労働条件が大きく変わるために、当人の希望通りにならなかった場合は、退職を考えるきっかけになったり、退職の決め手になってしまう可能性は高いです。
人事異動が退職に繋がらないためのポイント
人事異動がきっかけで退職してしまわないようにするためには、「会社へのエンゲージメント・満足度を高める」「人事異動の背景や目的を説明して、その人のやりがいを引き出したり、納得感を持ってもらう」ことが重要です。
人事異動にも目的があるかと思いますので、できる限り納得感を持って切り替えて頑張ってもらえるように取り組みましょう。
従業員が定着・活躍できる組織を作ろう
今回は、人事異動の目的や人事異動がきっかけで退職に繋がらないためのポイントを紹介しました。
人事異動が従業員が納得して成長できる機会となるよう、普段から従業員が定着・活躍できるような組織づくりを行なっていきましょう。
組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、「人間関係」や「評価」「業務量・時間の負担」など人材定着に結びつきの強い15要素48項目の組織/チームの状態や職場推奨度等を可視化し、その後の組織改善に繋げることが可能です。
ぜひ従業員が定着・活躍できる組織づくりや異常検知の仕組みづくりにご活用ください。
この記事を書いた人
ハタラクカルテ編集部