職務満足度を構成する要因や調査する方法とは?
作成日:2020/6/11
記事更新日:2023/12/4
職務満足度とは
職務満足度とは、仕事や職場における自分の役割などの職務に対して、どれくらい満足をしているのかを表したものです。
職務満足度が低い状態であれば、離職をしてしまう可能性が高くなる一方で職務満足度が高ければ、やりがいを持って仕事に取り組む可能性が高くなります。
職務満足度を構成する要因
職務満足度は、ハーズバーグが提唱した「二要因理論」にて研究が行われており、職務満足度には「ハイジーンファクター(衛生要因)」と「モチベーター(動機付け要因)」の2つの要素があり、ハイジーンファクターが満たされていると不満足に感じることがないという状態、モチベーターが満たされていると職務に満足感を持っている状態とされ、両方が満たされている状態が理想の状態であると言えます。
何をハイジーンファクターと感じるかは、人によって、また時期によって異なりますが、具体的には、
- 労働条件(給与や労働時間)
- 人間関係
- 職場環境
- 会社の政策と経営
- 承認
などの要素で構成されています。
(参考:フレデリック・ハーズバーグ『仕事と人間性―動機づけー衛生理論の新展開』、出版社:東洋経済新報社、刊行年:1968/3/1、85-87頁、引用日:2023/12/1)
職務満足度を調査する方法
従業員満足度を調査する場合は、組織サーベイツールの『ハタラクカルテ®』のように学術的に職務満足度に必要な項目が取得できるように設計されたツールを作るか、独自のアンケートを作る等の方法で調査を行うことが可能です。
経営者や人事の主観ではなく、従業員にアンケートを取ることによって初めて組織の本当の課題が見えてきますので、ぜひツールなどをご活用ください。
職務満足度の高い組織を作ろう
組織サーベイツールの『ハタラクカルテ』では、「労働条件」や「人間関係」「職場環境」「評価」など職務満足に関する項目をはじめとした15項目49問の質問から組織の課題を可視化できます。
ぜひ自社の課題の可視化、そして施策の効果検証にご活用ください。